2023.6.6

東京都豊島区の真言宗豊山派　眞性寺で閻魔堂新築、工事が順調に進んでいます(川島)

東京都豊島区の真言宗豊山派 眞性寺で、 閻魔堂新築工事が順調に進んでいます。

地下1階、地上2階建てで、鉄筋コンクリート造と木造の混構造、床面積は約307㎡（93坪）です。

工事は、松井建設株式会社　東京支店にお願いしています。




昨年、2022年12月の杭打ちから本格的に工事が始まり、今年の1月末に掘削、土留め工事が完了。



その後、鉄筋の配筋工事とコンクリートの打設を４カ月の間繰り返し・・・
その都度、検査も繰り返してきました。



現在は、1階屋根及び2階床のコンクリート打設まで完了しています。



敷地は、防火地域に指定されていますが・・・閻魔堂2階部分と通用門は木造です。

3月には、木工事をお願いする東京都あきる野市の(株)三和工務店の工場へ赴き、木材検査と彫刻の打合せを行いました。



虹梁などに施す彫刻のテーマは「業火」
所長の菅野がオリジナルでデザインし、原寸図も描きました。



これから現場では２階の木造建て方を始め、内装を順次、仕上げていきます。

閻魔堂内陣の壁は、愛知県一宮市の「土壁・漆喰屋おおた」にお願いします。

私たちのイメージを伝え、何度も試作してもらった結果・・・
荒々しい表情で、護摩焚きの光を受けてチラチラ光る壁が出来上がりました。

他にも・・・
参拝者が何度も訪れたくなるような仕掛けを多く散りばめます。

お寺の皆様・設計・造り手がわくわくしながら工事を進めています！