スタッフBlog

2023.8.1

岐阜県立森林文化アカデミーで「社寺建築の改修設計」の非常勤講師(前嶋)

2023.8.1

Category: トピックス

2年に1度、岐阜県立森林文化アカデミー非常勤講師を任されています。
講義の内容は「社寺建築の改修設計」

現役の学生達と交流できる貴重な機会にもなっています。

 


今までは、教室で午前だけの講義でしたが・・・
昨年、森林文化アカデミーから車で約5分の曹洞宗 善應寺坐禅堂 修復工事が完工したため、
今回は特別に、午後も続き講義として現地へ出かけました。

 

↑修復後の曹洞宗 善應寺 坐禅堂



↑アシスタントとして同行した中村が柱の根継ぎについて説明中

学生たちも、建物を目の前にすると、疑問に思うことがたくさん出てくるようです。

「ここはどのように固定したのですか?」
「材種は?」
「どうしてここは色を塗らなかったのですか?」
たくさんの質問が飛び出しました。

思いのほか興味を持ってくれたのが、中村がデザインした半鐘の腕木。



↑半鐘の腕木 雲をモチーフにデザインしました。

伝統建築でも、設計士のデザイン力を活かせることに驚いたようです。

「御社の魅力は、伝統的な意匠を踏襲しつつ、新しいデザインや機能に挑戦しているところですね!」
と評価してくれた学生さんがいました。

そう!そこなんです。

伝統を重んじつつも、新しいことに挑戦する。
それがわが社の強み、得意とするところなのです!!

他の職種同様、人手不足が深刻な建築業界ですが・・・日本建築の設計に挑戦したい人、大募集中!

 

記事一覧