2023.2.28
愛知県の真宗寺院で築75年の木造客殿を魅力的に耐震改修、只今設計中!(大江)
2023.2.28
Category: 耐震補強
愛知県の真宗大谷派寺院から、築75年を経た客殿の耐震改修工事の設計を依頼されました。
客殿は木造平屋建ての入母屋造り瓦葺きで、床面積は約230㎡(70坪)です。
「現在は、50畳の和室と30帖の会議室、そして玄関と8畳の和室がひと棟に納まっているんですが・・・とても使いづらいんです。思い切って耐震工事と同時に間取りを変えて・・・もっと活用したいです」と住職ご夫婦。
早速、現況を調査して、その結果に基づき耐震診断を行いました。
結果は予想通り「震度6程度の地震で倒壊する危険が高い」の判定。
△小屋裏の現況調査
そこで、住職ご夫婦と打ち合わせを重ね・・・
歴史を感じる木材を活かしながら耐震強度を上げる!そんな改修案を考えました。
出来上がったのは・・・
軽い打ち合わせができる土間のある玄関、10畳の応接室、30畳の客殿、機能充実の11畳の配膳室、14畳のリラクゼーションルーム、読書室、16畳の寺務室がひと棟に納まる、魅力的な間取りです。
収納スペースも以前より増やし、さらに造り付け家具などで収納力をアップさせました。
△30畳の客殿
床には床暖房パネルを設置。テーブルと椅子で48人が利用できます。
仏間は現状を活かし、柱や天井は美装を施します。
△10畳の応接室
玄関に隣接して応接室を設けました。部屋の中央には歴史を感じる差し鴨居。
伝統構法では、差し鴨居も地震に耐えるために重要な役割を果たします。
現在は、建設会社から提出された見積書を精査中。
建材等の物価が上昇している影響で、見積り金額がお客様の予算をオーバーしているため・・・
同時に、減額案も作成しています。
客殿は木造平屋建ての入母屋造り瓦葺きで、床面積は約230㎡(70坪)です。
「現在は、50畳の和室と30帖の会議室、そして玄関と8畳の和室がひと棟に納まっているんですが・・・とても使いづらいんです。思い切って耐震工事と同時に間取りを変えて・・・もっと活用したいです」と住職ご夫婦。
早速、現況を調査して、その結果に基づき耐震診断を行いました。
結果は予想通り「震度6程度の地震で倒壊する危険が高い」の判定。
△小屋裏の現況調査
そこで、住職ご夫婦と打ち合わせを重ね・・・
歴史を感じる木材を活かしながら耐震強度を上げる!そんな改修案を考えました。
出来上がったのは・・・
軽い打ち合わせができる土間のある玄関、10畳の応接室、30畳の客殿、機能充実の11畳の配膳室、14畳のリラクゼーションルーム、読書室、16畳の寺務室がひと棟に納まる、魅力的な間取りです。
収納スペースも以前より増やし、さらに造り付け家具などで収納力をアップさせました。
△30畳の客殿
床には床暖房パネルを設置。テーブルと椅子で48人が利用できます。
仏間は現状を活かし、柱や天井は美装を施します。
△10畳の応接室
玄関に隣接して応接室を設けました。部屋の中央には歴史を感じる差し鴨居。
伝統構法では、差し鴨居も地震に耐えるために重要な役割を果たします。
現在は、建設会社から提出された見積書を精査中。
建材等の物価が上昇している影響で、見積り金額がお客様の予算をオーバーしているため・・・
同時に、減額案も作成しています。