設計行脚設計行脚

2020.9.29

愛知県の臨済宗寺院でユニークな屋根付き集合墓設計中!地盤調査に立会いました。(伊藤絵)

2020.9.29

Category: 納骨堂・宝物館新築


只今、愛知県の臨済宗寺院で、濃尾平野をテーマにした、ユニークな集合墓を設計中!!
設計を進めるに当たり、ボーリング調査を実施。調査に立ち会いました。


集合墓に掛ける大きな屋根は、鉄骨造なので
「ボーリング(標準貫入試験)」による地盤調査を行いました。

敷地は、木曽川の運んだ砂礫で形成された犬山扇状地に位置し、周辺の地盤も良好。
地表近くに支持力の高い地盤が期待できます。


調査当日は晴天。
朝8時半からのスタートでしたが、じりじりと太陽が照りつけ、見守っているだけなのに…汗が止まりません。


△ボーリング調査の様子。

今回は地表面から10mの深さまで調査するので、1日がかりの作業です。

ボーリング調査は、63.5kgの重りを、高さ75cmから自由落下させ30cmサンプラーを貫入させるのに要した打撃回数により地盤の強さ「N値(エヌチ)」を測定します。

住宅等の木造建築物で通常行われるスウェーデン式サウンディング試験に比べ、深く固い地盤でも掘り進めることが可能なので、
鉄骨造や鉄筋コンクリート造など、地盤に高い支持力を必要とする建築物の設計に必要な調査です。

また、貫入試験に用いるサンプラーはパイプ状になっているため「土質サンプル」を採取でき、肉眼での観察も可能です。
 

調査の結果、地表面から2.45m下に、N値50を超える深さ3m以上の支持層を確認。また、地下水位は2m程度だったので、「直接基礎」での計画が可能になりました。

これで、杭を打たなくてもいい分、建築コストを抑えることができるので一安心です。
 

残暑の厳しいなかので作業ではありましたが、敷地内にある栗の木はすっかり秋模様でした。


△こぶしより大きないがぐりが実っていました

記事一覧