2018.5.15
瑞浪市 臨済宗 旭王寺、本堂に続き 大玄関・客殿・庫裡が完成(伊藤知)
2018.5.15
Category: 客殿・庫裡新築
瑞浪市 旭王寺様の大玄関・客殿・庫裡新築工事がほぼ完成し・・・
4月26日、建築基準法の「完了検査」を受けました。
「完了検査」では、工事前に提出した建築確認申請どおりに工事が完成しているかどうか、を審査機関が検査します。
検査結果は合格。同日中に「検査済証」が発行され、ほっとひと安心しました。
本堂・位牌堂は昨年7月、既に完成しています。
本堂は鉄骨造で新築しましたが・・・
増築した大玄関・客殿・庫裡は木造2階建てで、床面積は124㎡です。
写真は、大玄関ホール。床には、桧の縁甲板を張りました。
正面には、飾り床と韋駄天をお祀りする仏壇を設け、花頭窓をあしらいました。
玄関に隣接して、開放的な応接間を設けました。また、大玄関ホールの西側には本堂、東側には客殿と庫裡が続いています。
「庫裡は、できるだけ控えめなデザインで」が住職夫婦のご希望でした。
屋根は切妻のいぶし瓦葺き、外壁は本堂と違和感のない色でコーディネートしました。
内玄関は、参道から隠れた位置に配置し、桧製の庇を設けました。
控え目とはいえ、周囲の緑に囲まれ、とても雰囲気良く仕上がりました。
間取りについては・・・
「寺院伽藍として使いやすい、を最優先してください。」と住職。
その結果、住職宅のダイニングキッチンは西側に。参拝者に生活感を感じさせない配慮をすると、窓の位置や大きさにも制約を受けました。
そこで、屋根にトップライトを設ける、光天井をご提案しました。
「かなり効果ありますね。特に午前中は、とっても明るいです!」と奥様に喜んでいただき、うれしく思いました。
6月には、落慶法要が行われる予定です。