2016.10.4
和風住宅の瓦屋根 天窓にはガラス瓦がおすすめ(東松)
2016.10.4
Category: 知って得する和の技
菅野企画設計が設計する和風住宅の屋根は、たまに銅板葺きもありますが、一番多いのは瓦葺きです。
「この廊下は、少々暗そうだなあ」とか
「リビングは、天井から光を取り入れると素敵なインテリアになるんじゃない」とか、
「じゃあ、天窓を設けよう!」
そんな時は、通風は期待できませんが、ガラス瓦がお勧めです。
「ガラス瓦」とは、読んで字の如くガラス製の瓦です。
屋根の下地板に穴をあけ、専用ユニットで防水をして、あとは普通の瓦と同じ。ガラス瓦を桟木に釘で固定します。
専用ユニットの取り付け方を間違えなければ、雨漏りの心配はありません。
ただ、瓦の割付けと専用ユニットの位置がずれないように、正確に位置出しをする必要があります。
遠くから屋根を見ると、色の違いはわかりますが・・・気になるほどではありません。
逆に、夜は、屋根の一部から光が漏れて、ちょっとおしゃれです。
夏は直射日光が強すぎるので、天井面にアクリルパネルを取付けます。
天気の良い日は、思った以上に光が差し込み、快適な室内になりますよ。