2016.11.29
木造でも耐火建築ができる!可能性広がる木造建築(川島)
2016.11.29
Category: トピックス
菅野企画設計は、
新住協:住宅の気密断熱性能の向上に関する研究、普及に努めている団体
日本建築士会:有資格の建築士が結成している団体
に加盟し、自発的に講習を受けています。
また、最先端の情報を知るために、企業や各種団体の行う説明会などにも積極的に参加しています。
講習会や説明会の内容は多岐に渡るので、スタッフの数人が事務所を代表して受講し、後にその内容を報告します。
今回の講習会は「木造耐火建築物について」
耐火建築物とは・・・
① 内部から出火しても、通常の火災の火熱に十分耐え,火災後修理により再使用できる・・・耐火性能
②隣接建物からの延焼を防ぐことを目的とする・・・防火性能
その両方を持っている建物。建築基準法の中では、最も火災に強い建物の呼称です。
耐火建築物の構造体には通常、鉄筋コンクリート造(RC造)や耐火被覆を施した鉄骨造(S造)が採用されます。ところが・・・最近、木造耐火の研究が進み、設計技術も向上したため、徐々に法改正が進み、木造耐火建築も建てられるようになりました。
しかし、考えてみれば・・・
日本は世界有数の森林資源国です。国土の6割は森林に覆われ、木材として利用するために植林した木が使われず放置されています。この異常な現実を鑑みれば、木造建築物の可能性をもっと広めていこうという動きは当然のことです。
耐火建築物に木造を採用するメリットは・・・
・RC造やS造よりも、工事費を抑えることができる
・敷地が限られている、道路が狭いなど、大型の建設用重機が使えなくても建設できる
・木に包まれた生活が実現する・・・など、が挙げられます。
↑弊社では既に、寺院建築の一部を木造耐火建築物で設計し、今年、完成しました
しかし・・・今回の講習会を受講した建築会社や設計事務所にアンケートを取ったところ、過去に木造耐火建築物を建てたことがあるのは、弊社だけでした。
確かに、現実に造ってみて、設計、コスト、施工どれに関しても、まだまだ検討の余地があることを痛感しました。これから、ますますの研究、法整備が期待されます。
菅野企画設計は、これからも最新の情報を取り入れ、高い設計力でお客様のご要望にお応えしていきます。
新住協:住宅の気密断熱性能の向上に関する研究、普及に努めている団体
日本建築士会:有資格の建築士が結成している団体
に加盟し、自発的に講習を受けています。
また、最先端の情報を知るために、企業や各種団体の行う説明会などにも積極的に参加しています。
講習会や説明会の内容は多岐に渡るので、スタッフの数人が事務所を代表して受講し、後にその内容を報告します。
今回の講習会は「木造耐火建築物について」
耐火建築物とは・・・
① 内部から出火しても、通常の火災の火熱に十分耐え,火災後修理により再使用できる・・・耐火性能
②隣接建物からの延焼を防ぐことを目的とする・・・防火性能
その両方を持っている建物。建築基準法の中では、最も火災に強い建物の呼称です。
耐火建築物の構造体には通常、鉄筋コンクリート造(RC造)や耐火被覆を施した鉄骨造(S造)が採用されます。ところが・・・最近、木造耐火の研究が進み、設計技術も向上したため、徐々に法改正が進み、木造耐火建築も建てられるようになりました。
しかし、考えてみれば・・・
日本は世界有数の森林資源国です。国土の6割は森林に覆われ、木材として利用するために植林した木が使われず放置されています。この異常な現実を鑑みれば、木造建築物の可能性をもっと広めていこうという動きは当然のことです。
耐火建築物に木造を採用するメリットは・・・
・RC造やS造よりも、工事費を抑えることができる
・敷地が限られている、道路が狭いなど、大型の建設用重機が使えなくても建設できる
・木に包まれた生活が実現する・・・など、が挙げられます。
↑弊社では既に、寺院建築の一部を木造耐火建築物で設計し、今年、完成しました
しかし・・・今回の講習会を受講した建築会社や設計事務所にアンケートを取ったところ、過去に木造耐火建築物を建てたことがあるのは、弊社だけでした。
確かに、現実に造ってみて、設計、コスト、施工どれに関しても、まだまだ検討の余地があることを痛感しました。これから、ますますの研究、法整備が期待されます。
菅野企画設計は、これからも最新の情報を取り入れ、高い設計力でお客様のご要望にお応えしていきます。