2017.4.11
静岡市 臨済宗 東向寺本堂耐震改修、5月完成に向けて(東松)
2017.4.11
Category: 耐震補強
静岡市清水区 東向寺様の本堂耐震改修工事が順調に進んでいます。
昨年から始まった耐震改修工事は・・・
耐震補強と瓦から銅板への屋根葺き替え工事がほぼ完了。
現在は、大工が造作工事に取り組んでいます。
東向寺本堂の壁は当初より、土壁ではなく乾式のボード貼りでした。
そこで壁には、筋交いと構造用合板を使った耐震補強方法を採用しました。
また、梁と梁、梁と桁の仕口を強固にするため、鉄骨製の火打ち梁で補強しました。
この両方の補強で、垂直方向、水平方向の剛性がともに高くなり、耐震力が向上します
現況に合わせ、調整しながら・・・大工たちが筋交いや火打ち梁を取付けていきました。
耐震補強を終えた壁の上に、化粧の外壁を造ります。
化粧桁、束、舟肘木を取り付け、伝統的な木造本堂の姿を再現します。
化粧の外壁と言っても、桧の厚い板を使うので、とても重厚な仕上がりです。
また、宮大工が施工に当たっているので、伝統的な方法で納めていきます。
屋根は銅板の一文字葺きです。
大棟は・・・
箱棟と呼ばれる方法で造りました。これは、下地を大工が板で造り、シート防水を施工した上に、葺き師が銅板を巻いていきます。
現在は、箱棟の施工が完了し、大鬼の取付けを待っているところです。
大鬼は・・・
銅板葺き師が叩き出しと呼ばれる方法で製作中です。近日中に取付の予定です。
5月末の完成目指して急ピッチで工事が進んでいます。
昨年から始まった耐震改修工事は・・・
耐震補強と瓦から銅板への屋根葺き替え工事がほぼ完了。
現在は、大工が造作工事に取り組んでいます。
東向寺本堂の壁は当初より、土壁ではなく乾式のボード貼りでした。
そこで壁には、筋交いと構造用合板を使った耐震補強方法を採用しました。
また、梁と梁、梁と桁の仕口を強固にするため、鉄骨製の火打ち梁で補強しました。
この両方の補強で、垂直方向、水平方向の剛性がともに高くなり、耐震力が向上します
現況に合わせ、調整しながら・・・大工たちが筋交いや火打ち梁を取付けていきました。
耐震補強を終えた壁の上に、化粧の外壁を造ります。
化粧桁、束、舟肘木を取り付け、伝統的な木造本堂の姿を再現します。
化粧の外壁と言っても、桧の厚い板を使うので、とても重厚な仕上がりです。
また、宮大工が施工に当たっているので、伝統的な方法で納めていきます。
屋根は銅板の一文字葺きです。
大棟は・・・
箱棟と呼ばれる方法で造りました。これは、下地を大工が板で造り、シート防水を施工した上に、葺き師が銅板を巻いていきます。
現在は、箱棟の施工が完了し、大鬼の取付けを待っているところです。
大鬼は・・・
銅板葺き師が叩き出しと呼ばれる方法で製作中です。近日中に取付の予定です。
5月末の完成目指して急ピッチで工事が進んでいます。