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2019.12.3

岐阜県の真宗大谷派寺院で本堂新築。現場説明会を開き、見積り依頼(川島)

2019.12.3

Category: 本堂新築

岐阜県の真宗大谷派寺院で本堂新築工事の設計図が完成し、現場説明会を行いました。

 
今回は、複数の建設会社による「見積り合わせ」です。

見積りを依頼する建設会社を1時間ごとにお寺へ呼び、見積依頼書と設計図を渡し、丁寧に説明。
その後、境内の状況や解体する建物を見てもらいました。


工事費の見積書を作る作業は、大変手間がかかります。それを無料でお願いするのですから・・・
間違いなく適正な見積りができるように、現場説明会は必ず行います。

各建設会社から提出された見積書は、トータル金額だけでなく内訳も詳細にチェックし・・・その結果を比較検討表にまとめ、お寺へ提出します。

そして、この比較検討表を基に、住職及び建設委員会が話し合い、建設会社を決定します。
求められれば、弊社も話し合いに参加し、アドバイスをいたします。

「見積り合わせ」は最もフェアで、納得できる方法のひとつです。


現場説明会には、住職始め4名の建設委員が立ち会われました。
 


撤去予定の既設本堂は鉄筋コンクリート造で、隣地家屋がぴったりと隙間なく建っています。
 
「これはお寺の建物じゃないんですか!?」と建設会社もびっくりするほどです。
 
「解体工事の振動を理由に、建物の修繕を求められる場合がありますから・・・
隣地の家屋調査をしておいた方がいいですね。調査費用も見積りに入れておきます」
と、建設会社の積算担当。

 



工事中に設置する現場事務所の場所を説明していると...

「境内が限られているので、現場事務所を建てると資材置き場が…」
「それなら、このガレージを現場事務所に使えませんか。お寺の車は近くの駐車場を借りることにしますよ。
その方が便利なんでしょ?」と住職。

現場説明会では、建設会社から、設計時には思いつかなかったことを指摘されることがあります。

また、工事費を抑えるヒントが隠されていることもあります。

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