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2020.3.17

岐阜県の曹洞宗寺院に建つお堂、坐禅堂時代の間取りを探る!(大江)

2020.3.17

Category: 耐震補強

岐阜県の曹洞宗寺院境内に建つお堂の現況を調査し、耐震診断を行いました。

このお堂は、様々な使われ方をして歴史を重ねてきたようですが・・・

「耐震補強と同時に、坐禅堂として使われていた時代の形に復元したいんです」
住職から、設計の依頼を受けました。



△現在の姿

△大正13年頃の姿

坐禅堂時代の痕跡を詳細に調査するため、建設会社に協力してもらい、床と天井を解体しました。


△解体後

柱や梁、壁にはいろいろな「あと」が残っています。それをひとつひとつ確認しながら、記録に残しました。






△えつりとは、土壁の小舞下地のうち、柱に刺した竹のことです。







調査を進めていくうちに、坐禅堂時代の間取りがだんだん分かってきました。

昔の形を探っていくのは、まるで名探偵になった気分で楽しい作業です!

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