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2022.5.31

栃木県小山市の日蓮宗 妙建寺の本堂新築工事、トラス梁の加工が正確に頑丈に完成(伊藤(知))

2022.5.31

Category: 本堂新築

栃木県小山市の日蓮宗  妙建寺で本堂を新築します。

本堂は床面積206㎡(62坪)の木造平屋建て、寄棟屋根の瓦葺きです。
施工は、石川県能美市の松浦建設(株)にお願いします。

第一期工事の会館棟はすでに完成し・・・
いよいよ本堂の建て方工事が6月下旬から始まります。



↑会館棟(大谷石を仕上材として随所に採用しています。)

本堂の建て方に向けて、
松浦建設の作業場では、現在刻み加工の作業が終盤。大詰めにさしかかっています。




本堂は、間口6間(11.2m)×奥行7間(12.6m)の、柱のないワンルーム空間で設計しました。
この大空間を実現するために、キングポスト トラス構造を採用します。



↑キングポスト トラス(2分割の状態で搬入し、現場で合体させます。)


妙建寺本堂は伝統的なデザインなので・・・
和小屋構造をただトラス梁に変えればいいという訳にはいきません。

屋根の反り、桔木など、伝統工法部材との納まりの検討も必要です。
そのため、設計図や施工図を書きながら、大工達と綿密な打合せを重ねてきました。



↑加工状況の検査。 部材各部の納まりや寸法を確認しました。


↑仕口の加工・納まりに間違いがないかを確認。

正確で頑丈な仕上がりを確認できたので・・・「これなら間違いない!」ホッと一安心。
間口6間のワンルーム空間が姿を現す日が楽しみになってきました。

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ちなみに、、
間口6間のワンルーム空間の広さとは、どれくらいかといいますと、、、



↑弊社設計の静岡県磐田市、広瀬こども園の大講堂。

 同じく間口6間のワンルーム空間です。
 変形並行弦トラス梁を採用し、梁形状をインテリアに活かしたデザインを試みました。

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