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2017.7.11

愛知県蟹江町の真宗大谷派 西福寺、本堂の屋根に「幸福のフクロウ」(前嶋)

2017.7.11

Category: 本堂新築

愛知県蟹江町の真宗大谷派 西福寺の本堂新築工事が進んでいます。

伽藍は木造2階建て、床面積は約194㎡(59坪)です。
本堂は1階で、間口4間×奥行5.5間の広さ。他に、応接室、配膳室、便所を、
2階には和室10畳、12畳をひと棟に納めます。

 
施工は、競争見積もりの結果、(株)アイチケンにお願いしています。

(株)アイチケンには、昨年、岐阜市の『善林寺 本堂』を造ってもらいました。
規模や仕様が似通っている上に、監督、大工から設備業者までほぼ同じスタッフであるため、
意思疎通がとてもスムーズ。現場の雰囲気も大変よく、工事は順調に進んでいます。

6月15日に上棟式が執り行われ、現在は屋根工事の真っ最中です。


「親しみをもって 『西福寺といえば○○!』 と言ってもらえるような・・・何かないかなあ?」と、住職ご夫婦。そこで・・・

「巴瓦にレリーフを入れたり、瓦の彫刻を屋根に乗せたらどうですか」
「そんなことができるんですか!?」
「もちろんです」
「じゃあ、幸福の・・・フクロウはどう?」と奥様。
「それは面白い!」ということで・・・
留蓋(とめぶた)の上ににフクロウをのせることになりました。


「菊」「牡丹」や「獅子」なら既製品もありますが・・・

フクロウは特殊なので、鬼師にオリジナルで制作してもらうことにしました。

先日、塑像の写真がメールされてきました。
「職人さんに会って、いろいろお話を聞きしたいわ!」と奥様。

気に入ってくださったようです。
 




現場では、着々と瓦工事が進んでいます。

フクロウが羽を休めるのは、屋根工事の最後。完成が楽しみです。

「廊下の欄間もフクロウの透かし彫りにならないかしら?」現場では、 楽しい打合せが続いています。

西福寺といえば、『幸福の フクロウ!』

 
工事は10月に完成する予定です。

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