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2017.5.9

いろいろな和風玄関のデザイン、実例をご紹介します(川島)

2017.5.9

Category: 知って得する和の技

和風住宅の玄関は、「和」のデザインが得意な菅野企画設計の腕の見せ所!

家を訪れるほとんどのお客様は、この玄関で家主のライフスタイルやセンスを感じ取ります。
だから・・・玄関のデザインはとても大切なのです。

今回は、いくつかの実例をご紹介します。
 
△バリアフリーにも配慮した玄関。

床に磨き仕上げの黒御影石を張り、上り框は大理石。段差を5cmに抑えました。
屋外用から屋内用の車いすへの乗り換えを楽にする工夫です。
正面に、付け書院風の飾り棚を造り付けました。
垂れ壁には、崩し猪の目をくりぬき、照明を仕込みました。
玄関収納は、天井までの造り付け。タモ柾目の突板を貼り、和モダンに仕上げました。


△民芸調の玄関

土間床は鉄平石の乱張り仕上げ。
ホールの床はチークのフローリング張り。上り框には洋桜を使いました。
ともに、硬く傷がつきにくい木材です。
化粧柱は、旧宅の床柱に使われていた絞り丸太を再利用しました。
内障子の桟やブラケット照明、杉の源平の天井板で、お客様がお好きな民芸調のデザインにまとめました。



△土間が7.5帖のゆったり玄関

床は白御影石張り。式台のトチ板は、旧宅の再利用です。
壁は、節のない桧の土台や柱を楽しめる真壁造りです。
飾り棚は床の間風のしつらえで、框は呂色の黒に仕上げました。
垂れ壁には旧宅の透かし彫り欄間を再利用しました。
下足入れは、アンティーク家具です。



△古民家再生で生まれた玄関

床は玉砂利の洗い出し仕上げ。上り框・式台には、節のない桧材を使いました。
荒々しくたくましい松の丸太をインテリアに活かしました。
造り付けの収納家具や補強柱、壁の腰板は、古材に合わせて着色しました。


△中庭が見通せる玄関

玄関を入ると、桧板を張った12帖のホール。その向こうに中庭が見えます。
庭だけを楽しめるように、窓の上部に障子を建て込み、景色を額縁状に切り取りました。
天井は竿縁天井の羽重。天井は杉の中杢板を使いました。
 
菅野企画設計では、このほかにもいろいろな和風玄関をデザインしています。
お客様のお話によく耳を傾け、お好みに合わせた「和」のデザインを提案します。



家づくり相談会を実施中。
愛知県一宮市の本社へ足をお運びいただけば、HPでは公開していない実例写真や間取りもご覧いただけます。

また、関西から関東まで広いエリアで、設計及び工事監理を進めておりますので、
日程が調整できれば、こちらからお伺いすることも可能です。
お気軽にお電話ください。  0586-84-2003






















 

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