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2019.4.2

愛知県の臨済宗寺院で「見たことがない本堂」。拡大総代会で説明(東松)

2019.4.2

Category: 本堂新築

愛知県の臨済宗寺院で拡大総代会が開催されました。

所長の菅野と出席して、本堂・納骨堂新築工事のマスタープランを説明しました。

 

「本堂建て替えの設計は、菅野さんにお願いしたいと思っていますので、よろしく」数年前から、住職に声をかけていただいておりましたが・・・

いよいよマスタープランのご依頼を受け、魅力的な案がまとまりました。

建築基準法をクリアするため、現本堂より間口が半間狭くなりますが・・大屋根の下に裳階(もこし)を回し、正面に軒唐破風を設けた存在感のある外観です。

また、丸柱の列柱、スロープの配置や透明感のある手すり、地下に流れ落ちる滝など、住職が長年創りあげてきた境内の景観への調和も考えたデザインです。


 


「音楽、演劇、講演など、多目的に使える本堂を造りたい」が住職と副住職の希望です。

「本堂の天井はできるだけ高くしてください。天井には変化をつけて、音が反響するように」
住職と副住職は気になる施設は即見学し、次々と要望があがってきます。

「外陣の三方には桟敷席を設けてください」
「室中(ステージ)は、せり出し舞台にしてください」
今まで、見たこともない本堂になりそうです。

 



拡大総代会とは、現総代、前総代、前々総代、500年祭役員が集まる会議で・・・
50人以上の方々が本堂に参集しました。

最近は、総代の受け手を探すのに苦労しているお寺も多いと聞きますが、退任した後も、こんなに多くの方が関心を寄せてくださるとは!

住職、副住職の日頃の努力には感心するばかりです。

マスタープラン説明の後、副住職が本堂新築工事の資金計画を説明されました。

今後、檀家説明会が5回催される予定です。

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