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2020.7.7

愛知県岡崎市の2か寺で、本堂2棟、楼門1棟の「常時微動測定」を実施!(大江)

2020.7.7

Category: 耐震補強

耐震補強工事を行った結果、その建物がどの程度強くなったかを示せる設計事務所はどのくらいあるでしょうか?

菅野企画設計では、伝統構法による木造建築の耐震改修工事の設計を数多く手掛けており、
耐震改修工事の効果を確かめるため、その
1棟1棟ごとに【常時微動測定】を行っています。

【常時微動測定】、改修の前と後の2回行います。その2つを比較することで何倍の強さになったかを知ることができます。

先日、耐震改修工事が終了した岡崎市の本光寺「本堂(築107年)」と「楼門(築193年)」の2棟、
それから、これから
耐震補強工事を行う、同市の龍渓院「本堂(築365年)」の合計3棟の測定を行いました。
 

測定は、「岐阜県立森林文化アカデミー」の小原勝彦教授にお越しいただき、行いました。

まずは、測定器を小屋梁(東西南北の4か所)に設置。



測定器から得られる情報をモニターで確認します。

△小原教授と確認中!

モニタには建物の揺れが波形で現れます。



「結構強くなっていると思います。」
と小原教授。

この言葉を聞けて一安心です。

詳細な測定結果は、研究室に持ち帰って分析してもらいます。
どの程度強くなったか・・・結果を待ちます!

 

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