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2017.4.18

豊田市 真宗大谷派 明勝寺の山門・鐘楼新築工事に着手(前嶋)

2017.4.18

Category: 山門・鐘楼新築

愛知県豊田市 真宗大谷派 明勝寺の伽藍整備工事が始まりました。

初めてお声かけいただいたのは、2014年7月でした。
区画整理事業により、境内の形状が変わるため、『山門』・『塀』・『鐘楼』『会館』の建て替えが必要になったとのことでした。

それから、すでに2年半。それぞれの設計を進めながら、区画整理事業の進捗を待っていましたが・・・
いよいよ『山門』・『塀』・『鐘楼』新築工事が始まりました。




既に、周辺の建物が取り壊され、埋蔵文化財の調査も進んでいます。

施工をお願いする(株)中島工務店の担当者と、現地で打合せを行いました。

しかし・・・「敷地境いの杭打ちは、しばらく先になります」と区画整理組合の担当者。そこで・・・

『目印でもいいので、位置が分かるようにしてもらえませんか?』とお願いしました。



3月8日、岐阜県中津川市 (株)中島工務店の工場で、木材検査を行いました。
「こんなに太い木材を使うのかね?」
「立派な桧だね!」
と住職、建設委員の皆様も喜んでくださった様子。

菅野が図面をお見せしながら、桧材と松材の使い分けを説明すると
「なるほど、適材適所ということですね」





4月4日、解体工事が始まりました。

先ず、鐘楼と塀を解体撤去します。お墓が近接して建っているので、慎重に作業を進めます。

解体が終了すると次は、鐘楼の基礎や基壇の工事を行います。

並行して、棟梁が屋根の反り、軒の反り、破風板の形状を縮尺1/1で描き、それをチェック、確認する作業を進めます。

『山門』・『塀』・『鐘楼』の完成は、11月末になる予定です。


まだ、時間に余裕があるようですが・・・ひとつひとつを丁寧に行う必要があるので、計画を立て、着々と作業を進めなければ間に合いません。

今後も、棟梁、監督と連絡を密にして作業を進めていきます。  
                     

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