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2020.4.21

名古屋市で納骨堂新築のご相談。敷地の形状とレベルを実測!(伊藤絵)

2020.4.21

Category: 納骨堂・宝物館新築

名古屋市の真宗寺院から納骨堂新築のマスタープランを依頼されました。
早速、東松チーム全員で敷地の実測調査に伺いました。

敷地は、現在更地。隣地を購入されたとのこと。
地盤はお寺の境内と同じ高さで、道路より上がっています。

前面道路は2000年の東海豪雨で冠水しましたが、お寺にまでは入ってこなかったそうです。
「納骨堂の床は境内より高くしてほしい。駐車場も道路からスロープ状に上げられませんか?」は住職。

計画を練る前に、敷地の形状とレベル(地盤高さ)を実測しました。


測定には、レベル測定器(オートレベル)とスタッフを使います。

オートレベルの据え付けは「水平」が命。
機器に取り付けられている水平器を使って、慎重に測定の準備を行います。



△昨年秋に入社した中村に東松がレベル測定のレクチャー中。


ちなみに、意外に知らない人もいるのがスタッフの目盛りの読み方



①スタッフは必ず前後に揺らす!

②メモリを読むときは、一番数値が小さくなったときに読む!


△正確な数値は「L1」。 少しでもスタッフが前後に傾いた状態で数値を読むと「L2」のように実際より高い数値となる。


この2点を守らないと、実際よりも「高い」数値となってしまいます。
スタッフを完全な垂直に持つことは不可能!!そのため、かならず上記2点は守る必要があります。



△レベル測定中。オートレベルのレンズの倍率を調整しつつピントを合わせ数値を読みます。


レベルの測定が終わったら、基準点からの高さを求め図面化します。

測定結果では、敷地の一番高いところと道路中心の高低差は519mm。
肉眼で見たより高低差があることがわかりました。

計画を練る前に、こんな作業も欠かすことができません。

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