スタッフBlog

2023.3.3

関東事務所担当エリアの3か寺から本堂耐震診断の依頼!本社と連携して作業中(川島)

2023.3.3

Category: 耐震補強

関東事務所担当エリアの3か寺から、本堂の耐震診断をたて続けに依頼されました。

1月末には静岡県の日蓮宗寺院から、
2月末には山梨県の法華宗寺院と神奈川県の日蓮宗寺院から

既に現況調査を終え、現在は調査のまとめと構造計算、補強案の概算作業を進めています!



△柱の倒れを計測中

現況調査は、4人が1日がかりで行います。
数年前までは、首都圏のお寺の調査は1泊での作業になったため、99万円の耐震診断料でしたが…
現在では関東事務所が充実したため、66万円(日帰り)で診断できるエリアが広がりました。
※補強工事の着手が決まり、設計監理契約を締結していただいた時は、耐震診料を設計料に充当します。

【耐震補強・耐震診断】
https://www.sugano-k.com/aseismatic/


耐震診断・調査を依頼される理由は、様々です。

・本堂を大規模に耐震改修したいと思っているが…
 役員のみなさんに改修の必要性を示すと同時に、補強工事に必要な費用を知りたい。

・本堂を新築したいと思っているが…
 反対する人たちに耐震性の低さと改修工事費を示し、新築の必要性を説明したい。

・建設会社に耐震補強の見積りを出してもらったところ、大変高額だったが…
 実績豊富な菅野企画設計ならば、予算に合わせた補強工事を検討してくれそうだ。などなど…

耐震診断は、調査から1ヶ月程度で報告書を提出いたします。

報告までの作業は…
現況調査→ 図面化 →構造計算 →耐震力の判定 →補強案の作成 →工事費の概算と進みます。




「こんなに早く報告書が手元に届くんですね」と喜んでいただくことも度々ですが…
実は、このスピードは、本社との連携の成果なのです!

現況調査には、本社のスタッフが1人派遣されます。
そのお陰で、目視調査の分析、構造計算・概算工事費の積算、耐震診断報告書のまとめ方など…
全ての過程で構造担当の前嶋や所長菅野のチェックをスムーズに受けることができ、意見を反映させることができるのです。

オンライン全盛の時代ですが、目視調査と対面でのコミュニケーションの重要性をつくづく実感します。

記事一覧