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2019.7.23

名古屋市の浄土宗西山禅林寺派 東宝寺の木造本堂、建て方開始(伊藤知)

2019.7.23

Category: 本堂新築

名古屋市の浄土宗西山禅林寺派 東宝寺の全伽藍建替え工事が進行中です。

施工は、石川県能美市に本社を構える、松浦建設株式会社にお願いしています。




先行して進めてきた、客殿・庫裡新築工事が5月に完成し・・木造本堂新築工事が始まりました。

本堂は、間口7間×奥行6間、床面積310㎡の木造平屋建てです。

6月13日には、基礎のコンクリート打ちを行いました。

「いよいよですね。楽しみにしてますよ」檀家の皆様の期待を感じます。

 





本社工場で加工を終えた大量の木材が現場へ搬入され・・・7月11日から、建て方が始まりました。

現場監督や棟梁と、仕口加工や作業工程について入念な打合せを行っているとはいえ、天候や木材搬入の問題など、予期せぬことも起こります。

慎重に、慎重に作業を進めています。

直径36cmのケヤキの丸柱が4本、頑丈に組み上がりました。なかなかの迫力です。

 



18日には、野桁・小屋梁まで組みあがりました。改めて大きな本堂だなと実感します。

熱意溢れる市川棟梁は、何と平成生まれ。
「最初はあんな若造が?と思われるかもしれんが、建て方が終わる頃には、お客様も納得してくれるはずです」

松浦建設の会長が太鼓判を押す!実力の持ち主です。日本建築の造り手が不足している現在、
心から頼もしく感じます。

とはいえ、東京都練馬区の真龍寺本堂新築で棟梁を務めたベテランの坂本さんが、現場でサポートしています。

工事はまだ始まったばかり。気を引き締めて工事監理にあたります。 

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