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2025.4.22

愛知県の臨済宗寺院で開山堂新築、見積りが予算に収まり、確認申請へ(浅井)

2025.4.22

Category: 納骨堂

愛知県の臨済宗寺院の開山堂及び書院建て替え工事の設計が完了し、
先日、複数の建設会社による見積合わせを実施しました。

最近、建築工事費が高騰しています。
お寺の予算内に収まるよう設計したつもりですが、高騰の影響を受けてしまうのではと心配でした。
幸いにも、1社の見積もり金額が予算内に納まり、工事を一任する建設会社が決定しました。


△現場説明会を開き、建設会社に設計内容を説明しました。


現在は建築確認申請の準備中です。

建築確認申請とは、指定確認審査機関に申請書類を提出し、設計内容が建築基準法に適合していることを確認してもらう作業です。適合の証明である確認済証がないと、工事に着手できません。

今年の4月1日から建築基準法の大改正が施行されました。
工事の着工が施行日以降になることが分かっていたので、設計は建築基準法の改正に適合するよう進めました。

建築基準法と同時に、建築物省エネ法も改正となりました。
省エネ化をより促進するための改正で、省エネ法への適合についても審査も受ける必要があります。

この法律に基づき、開山堂と書院には高性能な断熱材や窓ガラス、全熱交換器などを採用したため、省エネ性能の高い設計になっています。


△向かって右側、塔のある建物が開山堂、左側が書院、開山堂の屋根越しに本堂の屋根が見えます。

建築確認申請が問題なく進み、予定通り工事が着工できるように、現在作業を進めています。

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