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  「外観は、ザ・本堂でお願いします」は住職。間取りが縦長なので、入母屋造りの妻入りのデザインです。

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  本堂の床は境内から約80cm。向拝から緩いスロープを設けました。

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  本堂の東側に玄関、19帖の洋間の客殿、12畳の和室の書院が続いています。

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  本堂は西側道路と平行に配置しました。軒の化粧垂木が街並みに彩りを与えています。

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  外陣は間口5間×奥行4間の40畳を確保しました。内陣の床は外陣より20cm上がっています。

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  外陣は骨太の格天井で仕上げました。天井の高さは3.65ｍ確保しました。

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  外周部の建具はアルミサッシです。断熱・気密性能に優れています。

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  内陣の天井は、折り上げ格天井で仕上げました。天井の高さは4ｍ確保しました。

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  向拝の柱は桧の27cm角です。木鼻は獅子と獏。虹梁の蟇股は龍です。

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  向拝の柱は海老虹梁でがっちり固めました。

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  長く仮本堂だったため、本堂新築はお寺の悲願でした。

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  直径50cm×5ｍの柱状地盤改良を92本施工した上に、高耐久コンクリートで基礎を造りました。中性化が遅く非常に長持ちします。

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  岐阜県郡上市の松下棟梁が腕を振るってくれました。棟梁の工場で軒ぞりの原寸検査を行いました。

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  桧の柱、松の丸太で頑丈に組み上げました。差し鴨居や火打ち梁など、耐震強度の高い構造です。

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  2018年5月19日、多くの檀家が新本堂に参集し、完成法要が厳修されました。

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