200年は現存すると感じられる本堂になりました。檀信徒からも「自慢のお寺だ」という声をいただいています。
- 真宗高田派 覚念寺
住職/佐々木唯行 様 - 茨城県日立市
本堂新築が決まり「木造・バリアフリー・耐震」を念頭に「末永く使える本堂」と考えました。特に東日本大震災を経験している私たちにとって耐震は重要な点でした。どこに依頼すればいいのか。とりあえず、ネットで検索しました。すると、菅野企画設計の実績の中に同宗派の木造本堂新築の写真とご住職のコメントが出ていました。早速、そのご住職に連絡を取ると「菅野さんは木にとても詳しく、しっかりした本堂を建ててくれましたから、安心してお任せできると思います」とのお話でした。改めてホームページを見ると木造本堂の実績が多く、何より耐震にも力を入れていることが大きな魅力でした。
遠方にもかかわらず、代表自ら足を運んで下さいました。その後も何度も来ていただいて、こちらの希望を図面に反映させながら8カ月かけてプランを煮詰めていきました。しかし、諸問題から本堂の向きを変えることになり、プランを全面的に見直したい旨を伝えたところ、菅野代表は「この向きの方が境内を有効に使えるし、客殿の間取の自由度も増えます」とにこやかに対応して下さいました。
途中でコロナ禍となってしまい、オンラインでの打ち合わせとなりましたが、担当の東松さんのおかげでスムーズに進みました。設備や仕様等、要所で的確なアドバイスをして下さったので完成が楽しみなプランに仕上がりました。
施工開始後は担当が関東事務所の川島さんに代わりましたが、工事監理や指示を的確にして下さったので毎日安心して施工を見守ることが出来ました。そして、旧本堂の蟇股等を客殿に生かしていただき、「伝統を残す」という思いも伝わってきました。定例後の雑談の中で「うちの社員旅行は本当の研修なんです。有名な寺院建築を見学して、可能なら図面を手に入れて構造等を勉強するんです」と伺いました。「このような努力がこの本堂にも生かされているんだなあ」と感じ、本当に頭が下がる思いでした。
余談ですが、本堂施工中に震度5弱の地震がありました。その時本堂の中にいた宮大工さんたちが「震度5弱もあるとは思わなかった。この中にいるのが一番安全かもしれない」と話していましたので、耐震構造は間違いないと確信しています。
檀信徒の方に配布した新築趣意書には「覚念寺1000年の歴史に向けて」と書きましたが、本当にあと200年は現存すると感じられる本堂となりました。そして、檀信徒からも「素晴らしい本堂ですね」「自慢のお寺だ」という声をいただいています。このような素晴らしい本堂と喜びの声を与えていただき、心より感謝申し上げます。
遠方にもかかわらず、代表自ら足を運んで下さいました。その後も何度も来ていただいて、こちらの希望を図面に反映させながら8カ月かけてプランを煮詰めていきました。しかし、諸問題から本堂の向きを変えることになり、プランを全面的に見直したい旨を伝えたところ、菅野代表は「この向きの方が境内を有効に使えるし、客殿の間取の自由度も増えます」とにこやかに対応して下さいました。
途中でコロナ禍となってしまい、オンラインでの打ち合わせとなりましたが、担当の東松さんのおかげでスムーズに進みました。設備や仕様等、要所で的確なアドバイスをして下さったので完成が楽しみなプランに仕上がりました。
施工開始後は担当が関東事務所の川島さんに代わりましたが、工事監理や指示を的確にして下さったので毎日安心して施工を見守ることが出来ました。そして、旧本堂の蟇股等を客殿に生かしていただき、「伝統を残す」という思いも伝わってきました。定例後の雑談の中で「うちの社員旅行は本当の研修なんです。有名な寺院建築を見学して、可能なら図面を手に入れて構造等を勉強するんです」と伺いました。「このような努力がこの本堂にも生かされているんだなあ」と感じ、本当に頭が下がる思いでした。
余談ですが、本堂施工中に震度5弱の地震がありました。その時本堂の中にいた宮大工さんたちが「震度5弱もあるとは思わなかった。この中にいるのが一番安全かもしれない」と話していましたので、耐震構造は間違いないと確信しています。
檀信徒の方に配布した新築趣意書には「覚念寺1000年の歴史に向けて」と書きましたが、本当にあと200年は現存すると感じられる本堂となりました。そして、檀信徒からも「素晴らしい本堂ですね」「自慢のお寺だ」という声をいただいています。このような素晴らしい本堂と喜びの声を与えていただき、心より感謝申し上げます。