この度、檀信徒有縁の皆様の御支援、御協力を賜り、無事新本堂が竣工いたしました。

菅野企画設計を知ったのは、
当院の本堂再建計画が最終段階に入り、設計施工をお任せする会社を決める直前でした。川崎の御住職からご紹介を受け、又、当時DMを何度か目にしておりました

新本堂は当初、木造か鉄骨造かと悩んでいたところ、
菅野先生より「よい木材は国内に充分にあります。耐震構造もしっかり備えます。」と心強いお話を聞き、木材調達や耐震対策の不安も消えたため、長きに亘り愛着が持てる木造建築にと決定しました。

担当の東松先生には、何度も横浜まで足を運んでもらい、細部に亘って的確なアドバイスを頂きました。

本堂外観、内陣外陣はもちろん、階段の登りやすさ、スロープの傾斜のやさしさ、後堂の使いやすさ、旧本堂木材の再利用等々さすがに菅野企画設計の仕事は素晴らしいと感激しております。

工事の施工は、中村社寺。
人当たりの良い猪飼監督のもと、職人さん達も寸暇を惜しんで仕事を続けてくださいました。

旗持棟梁は自ら素早く動き、皆に的確な指示を出し、見事にこの本堂を建ち上げてくれました。

真宗改宗800年、更に振り返れば、尚長き歴史のある当院新本堂の工事は、各業者の皆様が早朝より夜遅くまで頑張ってくれたおかげで完成を迎えました。

本堂建築というめでたきご縁に巡り合わせて頂いた感動を忘れることはないでしょう。

菅野先生をはじめ、皆様のお力を存分に生かした設計。
遠方ながら、職人の人選に到るまで目を配る監理、すべてにおいて本当にお世話になりました。

ありがとうございました。この本堂を大切にしていきたく存じます。