スタッフBlog

2025.3.11

埼玉県で庫裡御堂新築の設計完了。本社、関東、在宅スタッフが協力 伊藤(知)

2025.3.11

Category: 本堂新築

埼玉県の浄土宗寺院で、庫裡御堂(本堂・客殿・庫裡がひと棟に納まっている伽藍)の
設計を進めています。

鉄筋コンクリート造2階建てで、床面積は約475㎡(144坪)です。



△客殿の内観。現代的でシンプルながら、お洒落で品のあるインテリアをデザインしました。


昨年から実施設計作業にとりかかり、約2か月半後の1月末に、設計図書が完成しました。

建築、設備、構造、外構など、設計図は100枚を超え、
解決しなくてはならない問題も多岐にわたったので、なかなか大変な作業でした!




もちろん、ひとりで夜なべして設計図を描いたわけではなく、
4名のスタッフが協力して、効率よく作業を進めました。

また、構造・設備の設計は、それぞれ専門の設計士にお願いしました。
--------------------------------------------------------------------------------

実は、、、協力して作業を進めた設計スタッフは、勤務地がバラバラなのです!

担当の4名のスタッフのうち2名は本社勤務ですが、それ以外は、関東事務所、在宅で、、、
構造・設備の設計士はプライベートオフィスで作業を進めました。

さらに、本社勤務の私の相棒は、スリランカ出身のスタッフです。(私は英語が不得意です!)


ひと昔前では考えられなかったような設計体制です。
でも、しかしです、、全く問題はありません!




英語が不得意でも「Google翻訳」が助けてくれます。

また、関東事務所と在宅勤務のスタッフたちとは「Buddy board」を使います。

それぞれがタブレットで図面を共有し、双方からリアルタイムで書き込むことができるので、、、
離れていても、まるで隣にいるようにコミュニケーションをとることが出来ます。
(電話・メールやZOOMよりも、ずっと早く便利なのです。)

もちろん、定期的に顔を合わせ、直接確認をしあうことは不可欠ですが、、、
菅野企画設計のスタッフは、全員が社寺建築に精通しているので、離れていても意思疎通が容易です。



最近は、広いエリアのお客様から設計を依頼されます。
今後もより多くのお仕事をさせていただくには、こうした新しい設計体制を開発していくことが必要です。

--------------------------------------------------------------------------------------
埼玉県の庫裡御堂は、これから工事~現場監理に入ります。
現場監理や打ち合わせは、関東事務所のスタッフたちが対応します!

記事一覧