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2025.1.7

愛知県の臨済宗寺院で開山堂の建て替え、設計は終盤に(浅井)

2025.1.7

Category: 本堂新築


愛知県の臨済宗寺院で開山堂及び書院建て替え工事の設計を進めています。
木造2階建て、床面積は約617㎡(187坪)です。

旧開山堂は老朽化が進み、耐震診断の結果も「耐震性が著しく低い」という判定になりました。
そのため、参拝者の危険に配慮して旧開山堂を解体撤去し、、、
新開山堂の設計へ進むことが役員会で了承されました。

 

設計を進めている開山堂は、お客様の希望で、伝統的な間取りやデザインを採用しましたが、、、
木造で広々とした空間を創るため、構造や断熱性能面でいろいろな工夫をしています。

構造面では、壁の配置や強度、水平剛性を検討。
断熱性能面では、窓にアルゴンガス入りの複層ガラス、ガラス自体も高遮熱仕様を採用します。
また、壁には十分な断熱材を充填します。

デザインについては、
完成した後に、お客様が「思っていたものと違うな、、、」にならないように、各部屋のイメージパースをお見せしながら打合せを重ねています。


△禅堂。正面に御開山をお祀りします。

「窓はフルオープンにしたい」住職のご要望で、掃出しの折れ戸を採用。
「広々と使いたい」という希望を叶えるため、壁をできるだけ少なくして、開放的な空間を目指しました。



△位牌堂

設計図が一応描けた段階で、所長から意匠や構造のチェックを受け、、、只今、
図面修正中。
お客様にご満足いただけるよう、設計図を書き上げていきます!

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