完成ギャラリー

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浄土宗 善導寺 緒川観音堂改築

歴史を重ねた観音堂改修のご相談を受けました。堂内に入ると・・・高さ約30cmの金色の観音様が雛段上に並んでいます。
「この仏像にスポットライトを当てたらきれいだろうなあ」
早速、観音堂の外壁をガラス張りにして、外からも拝める「光堂」への改修案をまとめました。
すると数日後、「すてきな提案をありがとう」住職からメールが届きました。

完成した観音堂は魅力的な光を放ち、夜の散歩の途中に立ち寄る方も多いそうです。
  • ■愛知県知多郡
  • ■施工/大分社寺建築有限会社
  • ■木造平屋建て改修
  • ■床面積/50平方メートル
  • ■2014年5月竣工
  • 改修前の観音堂は軒回りがかなり傷んでいました。また、耐震的にも不安がありました。外観は伝統的なデザインで、閉鎖的な感じでした。
  • 改修後の外観です。正面は引き分けのガラス戸。耐震上必要な壁は残し補強した上で、できる限りの透明感をデザインしました。
  • 日が暮れ始めると、堂内の様子が浮かび上がってきます。隣接する本堂の存在感が薄れ、観音堂が目立つ存在に変わります。
  • ますます日が暮れると、観音様が神々しく光り輝きます。照明は全てLEDを採用しました。
  • 間口3間×奥行3間の観音堂内部です。観音様の背後に10畳大の事務室が続きます。既設格天井に、事務室へ改修した部分の天井を吊り天井として再利用しました。昼間は、吊り天井の上から、屋根に設けた天窓から光が降り注ぎます。
  • お墓側の壁もガラス戸にしました。どこからも光り輝く観音様が拝めます。
  • 高さ約30㎝の金色の観音様が雛段上に並んでいます。観音様は立像、半跏座像、座像いろいろなお姿をしています。

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