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2017.2.28

愛知県一宮市 堤治神社 授与所新築工事が完成!(伊藤知)

2017.2.28

Category: 神社

昨年の10月に、一宮市 堤治神社様の授与所新築工事が完成しました。
その後、手水舎の曳き家も完了したので・・・
完成写真の撮影に伺いました。

堤治神社は、濃尾平野三大河川のひとつである木曽川の大堤防沿いに位置し、全堤防の鎮守・水災除去・
縁結び・健康長寿などの守護神として、土の神・埴安姫神をお祭りしている神社です。




2015年に境内整備について相談を受け・・・

宮司や総代の皆様と打ち合わせを重ねながら、マスータープランを進めました。

写真は境内のマスタープランです。

参道のライトアップ、桜や藤、椿など季節を楽しむ散歩道の整備など、盛りだくさんの内容になりました。




そして・・・
先ず、境内整備の第一歩、神社の新たな顔づくりとして、手狭だった授与所建替えの設計を依頼されました。

授与所とは、お守やお札を授与したり、ご祈祷の受付をする建物です。

木造平屋建てで床面積は約17㎡。窓外に桧製の受付カウンターを設けました。

「お蔭さまで今年は、年末年始の繁忙期も余裕をもって対応できましたよ」と、宮司にも喜んでいただきました。




受付上部の軒を持送り・肘木で1.7m張り出しました。

以前は、前面に手水舎がありましたが、鳥居の外に曳き家で移設されたため・・・
授与所周辺の見通しがとてもよくなりました。

お守りやおみくじがずらりと並ぶ様子が参道からよく見えます。




授与所内部の床は桧板貼りです。

カウンターの室内側は掘込み式になっていて、巫女さんたちは、床に腰かけて対応ができます。

また、壁一面に収納棚を設けて、機能面の充実も図りました。

 

写真を撮り終わると、禰宜さんから声をかけられました。

「寒かったでしょう。
熱いお茶でも飲みながら・・・次のアイデアについて話しませんか。
もっと、この神社を盛り上げていきたいんですよ」  

今後の展開が楽しみです。 

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