完成ギャラリー

納骨堂、山門、鐘楼など納骨堂、山門、鐘楼など

真宗大谷派 明勝寺 鐘楼新築

境内が区画整理事業の範囲に入り、境内整備が必要になりました。

これを期に、山門と一緒に鐘楼も建て替えられました。柱間は短手が2.8m、屋根は入母屋造りの桟瓦葺きです。
基壇の上に建てて、塀越しに見える姿が山門とマッチするように配慮しました。
 
  • ■愛知県豊田市
  • ■施工/株式会社中島工務店
  • ■木造
  • ■2018年2月竣工
  • 柱は直径30cm。貫と虹梁で固めました。木材は全て桧です。
  • 化粧垂木は60×72mmを繁に配りました。
  • 塀は鉄筋コンクリー造で天端に京伏間瓦を葺き、タイルで三本線を入れました。 鐘楼と山門、塀がお寺らしい景観を造っています。
  • 境内側から見た様子です。
  • 基壇には割れ肌仕上げの御影石を張りました。鐘を突く撞木の両側に控え柱を建て、貫を省略しました。
  • 鐘楼の天井は格天井です。
  • 鐘楼は、鉄筋コンクリート造の頑丈な基壇の上に造りました。
  • 住職、檀家の皆様に中津川市の(株)中島工務店社寺工場まで足を運んでいただき、木材検査を行いました。
  • 腕を振るってくれた加納棟梁と、屋根の反り、破風の形状を原寸図で検討しました。
  • 屋根は振り棟と呼ばれる、難易度の高い形状です。そこで、軒回りと小屋組み、はね木を工場で仮組みしました。
  • 破風板に吊る懸魚のデザインはオリジナルです。掛け瓦には寺紋をいれました。丸瓦の紋が傾かないように、ひとつひとつ焼き上げ、葺き師が丁寧に施工しました。
  • 完成奉告法要が行われました。住職、建設委員の皆様、建築関係者が鐘の突き始めを行いました。
  • 旧鐘楼は切妻屋根でした。

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