浄土真宗本願寺派 正光寺 山門新築 柱間が2.7m、本瓦葺きの薬医門です。本堂を新築するため、旧山門を移設する必要に迫られました。そこで、一旦解体し、修理の上、本堂完成後に建て直すことに。ところが解体してみると、材の痛みが予想以上に進んでいるが判明し、新築になりました。 ■大阪府岸和田市 ■施工/松井建設株式会社■木造平屋建て■2016年10月竣工 屋根は本瓦葺きで降り棟付きです。親柱は24cm×33cmの桧。門扉は米ヒバで造りました。 屋根勾配は引きとおしで6寸5分です。 本堂と調和したデザインです。 懸魚、笈形はオリジナルでデザインしました。 虹梁の唐草、木鼻はオリジナルでデザインしました。 大阪府泉南市の平村建設(株)の工場で、原寸検査を行いました。 脚立の上から原寸図を眺め、破風と屋根の形状を確認、修正しました。 旧山門は6本柱で急こう配の切妻屋根。お寺の山門としては独創的な外観でした。 山門の下には鉄筋コンクリート造の基礎を造りました。 袖塀は、鉄筋コンクリート造で造り、仕上げは本堂外壁と統一しました。 建設委員の皆様と木材の検査をしました。 ▲大きい写真にポインタをのせると白い矢印が出ます。クリックすると次の写真に移動できます。 ▲小さい写真をクリックすると、該当写真が拡大写真として表記されます。 一覧に戻る