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  木曽川の堤のたもと、うっそうとしたクスノキの下に建てました。

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  社務所と平行に建てることがご希望でした。

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  小振りな建物ですが、軒反りや箕の甲もある伝統的なデザインです。

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  前面のガラス戸は両脇に引き込むことができます。

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  下見板部分は戸袋。雨戸が収納されています。

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  カウンターの上は軒を1.7m張り出しました。

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  室内、屋外ともに、節のない桧板を使いました。

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  床には掘り込みを設け、腰かけて応対ができます。

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  岐阜県郡上市の松下棟梁の工場へ足を運び、屋根の形、軒の反りを決めました。

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  詳細な納まりについて、丁寧に打ち合わせを重ねました。

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  桧の柱に差し鴨居を差し込み、頑丈に組み立てました。向こうに見えている手水舎は、授与所新築後移築されました。

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  節のない桧を贅沢に使って組み上げました。

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  屋根は銅板葺きです。難易度の高い軒付も丁寧に張り上げました。

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  カウンターには一本の溝が切ってあります。雨水が室内に入らない工夫です。

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  2016年10月、竣工式が行われ、テープカットの後、お披露目されました。

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