完成ギャラリー

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曹洞宗 仙壽寺 山門・塀新築工事

以前境内は生垣で囲われていました。
「どこかしまらない感じがするので…。」と門と塀の新築を相談されました。

山門は薬医門がご希望。
しかし、新築された門の写真を見たり、見学もさせてもらいましたが…
「力強い感じの門が欲しい」という住職の思いとは少し違う。
そこで、オリジナルなデザインをご提案しました。
  • ■愛知県瀬戸市
  • ■施工/株式会社中島工務店
  • ■山門:木造 塀:鉄筋コンクリート造
  • ■2005年8月竣工
  • 間口は3.3mで、親柱は桧の24cm×33cmです。本瓦葺きで下り棟がない、スッキリしたデザインです。
  • 袖塀は、鉄筋コンクリート造の壁の上に木造屋根を載せるデザイン。黒いスリットを2本あしらい、腰には御影石を張りました。
  • 切妻屋根の破風と袖塀の屋根がリズミカルに並んで見えます。
  • バスで境内へお入りいただく際の門を造りました。石貼りの柱の上に木造の屋根を載せました。柱の真ん中に照明を仕込んであるので、夜になると、ガラス越しに光が漏れ、寺名が浮かび上がります。
  • 設計図に基づき、八野棟梁に原寸図を描いてもらいました。意見を出し合い、屋根の形や軒の反りを決めました。
  • 住職に、岐阜県中津川市の中島工務店の工場へ足を運んでもらい、木材検査を行いました。
  • 袖塀の鉄筋検査、コンクリートの受け入れ検査を行いました。
  • 袖塀は鉄筋コンクリート造です。この上に、木製の屋根を造りました。
  • 袖塀の腰には、御影石を貼りました。ふたつのサンプルを提出し、左側の石が選ばれました。
  • 木鼻、唐草、笈形、懸魚など彫刻類の絵様はオリジナルでデザインしました。
  • 桧や米ヒバをふんだんに使い、組み上げました。
  • 垂木の間に、板を立て張りしました。
  • 笈形には、桐の透かし彫りを入れました。

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