完成ギャラリー

納骨堂、山門、鐘楼など納骨堂、山門、鐘楼など

即得寺 納骨堂「倶會一處」整備工事

鉄筋コンクリート造2階建て本堂の1階は、長く倉庫として使われていました。

「先代住職が本堂を新築する時に、将来1階を納骨堂に整備しようと思って、2階建てにしたと聞いています」
「先見の明がある方ですねえ」

とはいうものの、コンクリートの柱が林立し、本堂の床を支える大きな梁が露出しています。
納骨壇を効率的に配置する方法、天井を高く見せる工夫に頭を捻りました。

菅野企画設計の「寺院レポート」を毎回楽しみにしていらっしゃるという住職の奥様。
「設計を頼むなら、絶対菅野さんと決めていたんですよ」
「ありがとうございます」

完成した納骨堂は大好評だとか。うれしい限りです。

 
  • ■愛知県一宮市
  • ■施工/株式会社アイタック
  • ■鉄筋コンクリート造
  • ■床面積/約332㎡
  • ■2023年9月竣工
  • 鉄筋コンクリート造2階建ての1階を納骨堂に整備しました。
  • 納骨堂の床が境内より50cm低いので、緩いスロープでアプローチします。
  • ロビーは16帖の広さ。コンクリートの柱に和紙を貼り、優しいインテリアに。
  • ロビーは円形の折り上げ天井。壁際に、休憩や待ち合わせ用のベンチを設けました。
  • ロビーと納骨堂境の壁は桧の縦格子です。ロッカー式の納骨壇も用意しました。
  • ご本尊は花頭枠の中にお祀りします。コンクリートの梁は淡い色に仕上げました。幅40cmの仏壇型納骨壇が整然と並びます。
  • ご本尊の後ろに特別区画を配置。幅60cmの仏壇型納骨壇を並べました。
  • 本堂の1階は以前、倉庫として使われていました。
  • 納骨壇は菅野企画設計が納入。お客様をショールームにご案内しました。
  • 工事中、納骨壇のサンプルを本堂に展示し、檀家様の反応を確認されました。
  • 仕上げをする前に、建設会社の現場監督が寸法を確認。納骨壇がぴったり納まるための配慮です。
  • 仕上げ寸法を現地で確認してから納骨壇を搬入し、現地で組み立てました。
  • 組み上がった納骨壇を一つ一つ確認します。傷などがある場合は、手直しを終えてから、正式にお引き渡しいたします

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