完成ギャラリー

木造伽藍木造伽藍

真宗大谷派 正圓寺 本堂新築

5年ほど前に一度、本堂新築のご相談を受け、お寺に伺ったのですが

「実は、まだ腹が決まっていませんでした。
あの後、地元の工務店で庫裡を建てまして、続いて本堂もお願いしようと思ったんです。
でも、寺院建築の実績がなくて・・・
これは菅野さんしかないなと思いました。」

住職と打ち合わせを重ね・・・機能充実!
建蔽率60%を限界まで使い尽くした設計になりました。
  • ■大阪市
  • ■施工/(株)アイチケン
  • ■木造2階建て
  • ■床面積/約260㎡(79坪)
  • ■2023年6月竣工

ご住職に聞くお客様の声

  • 境内は住宅街にあり、周辺には和風の建物は見当たりません。
  • 玄関の屋根に千鳥破風を設け懸魚の彫刻、桟唐戸風のガラス戸、虹梁。お寺らしい設えを施しました。
  • 旧本堂はすっかり街並みに溶け込み、お寺の存在がわかりませんでした。
  • 玄関と本堂境は、4枚引き込み戸になっています。
  • 本堂は間口5間×奥行6間で、外陣は28畳の広さ。天井高3.3mを確保しました。
  • 内陣と余間の床は段差のない22畳の広さ。内陣部分は折り上げ格天井で高さ4.1m。
  • 本堂の外陣の上に17.5畳の和室を配置しました。
  • 講師室を2階に設けました。洗面と浴室が隣接しています。
  • 住職に愛知県まで足を運んでいただき、木材を確認してもらいました。
  • 地盤の強度が高いので、頑丈なべた基礎を造り、その上に本堂を建てました。
  • 限られた搬入路、作業スペースを有効に使って、建て方工事を進めました。
  • 構造上最も大切な筋交いは、ほぼ節のない桧を使いました。
  • 5.4m×9mの外陣の2階に部屋を設けたので、梁は無垢材より強度の高い構造用集成材を使いました。内陣の上は片流れの屋根です。

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