真言宗豊山派 光明院 本堂耐震改修 ■千葉県流山市 ■施工/株式会社 中村社寺■木造平屋建て■床面積/168㎡(51坪)■2011年竣工 本堂の正面は全てガラス戸で、耐震力のある壁は全くありませんでした。 正面両隅に耐震壁を設けました。正面以外はアルミサッシを嵌め、気密性を高めました。 柱・海老虹梁・軒裏などが埃をかぶり、古びた印象でした。 引き戸を新設し、筋交いで補強した耐震壁に漆喰を塗り、腰板を張ることですっかり若返りました。 虹梁と柱を新設し、筋交いで補強。漆喰を塗り直し菱格子を入れると、明るい雰囲気に変わりました。 屋根の瓦を撤去しました。瓦は乾式で葺かれていました。 本堂をジャッキアップしました。 鉄筋コンクリート造の頑丈な基礎を造りました。 筋交いで補強しました。 柱を新設し、筋交いで補強。本堂の柱は長いので、差し鴨居で倒れを防ぎます。 鉄骨で火打ち梁を作りました。 梁と桁、梁と梁の接合部が弱っていたので、鉄骨製の火打ち梁で補強しました。 屋根の下地を張り直しました。 銅板のプレス瓦で屋根を葺き直しました。屋根の軽量化は耐震力の向上になります。 ▲大きい写真にポインタをのせると白い矢印が出ます。クリックすると次の写真に移動できます。 ▲小さい写真をクリックすると、該当写真が拡大写真として表記されます。 一覧に戻る