随所に現代風の趣もあり、和洋バランスのとれた現代に即した建物で有ると感じ入っております。
- 日蓮宗 妙建寺
住職/西口玄修 様 - 栃木県小山市
旧本堂は1732年に再建されました。百人一首格天井画や欄間彫刻など文化財があり、長年補修工事で対応してきましたが、2011年の東日本大震災の影響で床沈み、耐震診断の結果、建て替えやむなしとの結論に至りました。
2017年、本堂会館の一体化、格天井の復元、耐震やバリアフリー化を大きな柱として菅野企画設計にマスタープランを依頼したところ、細部にわたり寺の要望を考慮していただき「これしかない」と思わせる提案がありました。
マスタープランから建設まで3年以上を要した為、新型コロナウイルスの影響、ウクライナ問題に端を発した国際的な物流の変化などによる資材の高騰に見舞われました。菅野所長の提案で鉄骨構造から木造に大きな設計の変更がありましたが、施工は本堂は石川県の松浦建設に会館や基礎工事は栃木県の栃毛木材工業に依頼、2021年8月着工しました。両社共に木材の供給には強い会社でしたので、大きな予算の変更もなく助かりました。
当初の願い通り、百人一首格天井画・欄間彫刻の修復復元も東京藝術大学大学院 保存修復日本画研究室 荒井 経教授の荒井 経教授の監修をいただき無事に完了し、2023年2月竣工しました。
本堂会館共に和風建築でありながら、段差がなく高齢者にも安心していただけるものであり、明るく広々とした空間になりました。また随所に現代風の趣もあり、和洋バランスのとれた現代に即した建物で有ると感じ入っております。
2017年、本堂会館の一体化、格天井の復元、耐震やバリアフリー化を大きな柱として菅野企画設計にマスタープランを依頼したところ、細部にわたり寺の要望を考慮していただき「これしかない」と思わせる提案がありました。
マスタープランから建設まで3年以上を要した為、新型コロナウイルスの影響、ウクライナ問題に端を発した国際的な物流の変化などによる資材の高騰に見舞われました。菅野所長の提案で鉄骨構造から木造に大きな設計の変更がありましたが、施工は本堂は石川県の松浦建設に会館や基礎工事は栃木県の栃毛木材工業に依頼、2021年8月着工しました。両社共に木材の供給には強い会社でしたので、大きな予算の変更もなく助かりました。
当初の願い通り、百人一首格天井画・欄間彫刻の修復復元も東京藝術大学大学院 保存修復日本画研究室 荒井 経教授の荒井 経教授の監修をいただき無事に完了し、2023年2月竣工しました。
本堂会館共に和風建築でありながら、段差がなく高齢者にも安心していただけるものであり、明るく広々とした空間になりました。また随所に現代風の趣もあり、和洋バランスのとれた現代に即した建物で有ると感じ入っております。