私が菅野さんを知ったのは、今から約１５年ほど前、名古屋市内を車で走っていたときのことです。
形のいい屋根の本堂があり、新潟県燕温泉から眺めた妙高山を彷彿とさせるものがありました。
そのお寺を訪ね、菅野さんが設計されたことを知りました。

伽藍完成から１０年前に、建設委員会を設立しました。
設計事務所を選定するにあたっては、東海地区で寺社の設計実績がある５０社余りを選び出し、そのうちから５社を書類選考で絞りました。
その5社にプロポーザル方式のご提案をいただき、１０名の建設委員の投票で菅野企画設計に決定しました。

完成した本堂は，鉄骨造なのに木の温もりを感じられることにとても満足しています。
また、柱が少ないので広く使えますし、パーテーションで仕切ることができるので、役員会などの会合にも使うことができ便利です。