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豊富な知識、経験を活かしたアドバイスのおかげで、希望とする「近代的な、誰もが居心地の良いお寺」が実現しました

浄土真宗本願寺派 正光寺
住職/大畠啓慈 様
大阪府岸和田市

この度、門信徒の皆様の御協力を賜り、私どもの念願であった新本堂・山門の建て替え、そして新たに納骨堂が完成致しました。
当寺は開基から400年以上にわたって伽藍を新築しておらず、修復を繰り返してまいりました。しかし、400年という永い年月の間に棟が傷み、見た目以上に本堂も傾いていました。また、近年は各地で大震災が起こっておりますので、本堂を建て替え、大地震に備えたいという思いから、菅野企画設計に設計を依頼しました。
 
本堂を建て替えるに当たっては、どんな間取りや構造で建てるのか、お寺の中でたくさん話し合い、菅野さんはじめ設計士のみなさまにもアドバイスをもらうなど、入念な会議を繰り返しました。また、参考にと、多数のお寺も見学しました。その結果たどり着いたのが「近代的な、誰もが居心地の良いお寺」でした。
 
本堂の建て替えは簡単なことではありませんでした。たくさんの課題に対して菅野さんは親身に相談に乗ってくださいました。また、豊富な知識、経験を活かしたアドバイスのおかげで、希望とする「近代的な、誰もが居心地の良いお寺」が実現しました。
 
新本堂は鉄骨造で造りました。そのため、木造では実現しない開放的な空間になりました。浄土真宗の一般的な本堂とは違い、内陣と外陣の境となる巻障子、柱がありません。これは、菅野企画が以前設計した本堂を見学し、御門徒さん方が絶賛したこと、さらには、前住職が希望したステージのような内陣のイメージに合致したためです。
 
外陣と内陣両方に南側の窓を設置したため、日中は外からの光で十分に明るく、特に内陣が暗いという従来のイメージがなくなりました。また、天井が高く、照明は暖かみのある電球色で落ち着きます。
 
そして、もう一つの念願であった納骨堂も素晴らしい建物に仕上がりました。
納骨堂のデザインは、モダンな本堂と調和しています。外観は角を無くし、絶妙な曲線を描いたデザインで、夜はスポットライトに照らされ、美しい姿が浮かび上がります。本堂と同様大変満足しております。
 
納骨堂の中はシンプルではありますが、御本尊に向かって日が差し込むように、天井に小窓が設けられています。
 
新本堂に参られた方が納骨堂を見て「こちらはご自宅ですか」と尋ねられることもあるほどデザイン性に優れ、また納骨堂を購入された方々が口を揃えて「将来ここに入れることは本当にうれしい」と喜んでくださいます。
 
菅野企画設計を選んで良かったと思える一番の点は、私たちの想像をはるかに超え、何十・何百年経っても素晴らしいと思えるデザインを提供してくださったことです。
住職である私をはじめ、御門徒の方も「いまだに自分たちのお寺だとは信じられない」と、大変満足しております。
 

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