小田急電鉄 片瀬江ノ島駅新築工事
- 見どころ満載!
伝統的かつ個性的なデザインの駅舎。 - 2020年竣工 神奈川県藤沢市
■駅舎の施工/清水建設株式会社
旧片瀬江ノ島駅は「竜宮城」として、長く親しまれてきました。そのため小田急電鉄は駅舎を建て替えるに当たり「竜宮城」のイメージを継承するとともに、社寺建築の伝統技術を駆使した本格的な日本建築にすることを決め、光栄にもそのデザイン担当に選ばれました。
「神社やお寺ではないのだから、幅広い世代の方に親しんでもらえる駅舎を提案して欲しい」との希望を叶えるべく、斬新な「竜宮城」を提案しました。
また、幸いにも、装飾類の企画制作を依頼されたため、見どころ満載の駅舎を完成させることが出来ました。
駅舎内の装飾類は、
3人のアーティストと
コラボレーションしました。
彫刻家 井上 進一Inoue Shinichi
富山県井波町で5年間修業した後、井上木彫刻工房に入所。後藤流の父の元で修業を重ね、主に寺院彫刻を制作。
彫刻家 菅野 泰史Kanno Yasushi
愛知県立芸術大学大学院修了。
新潟県長岡市のHibari-sya〈雲雀舎〉主宰。展覧会の企画、及び、彫刻造形物を制作。
日本画家 石原 七生Ishihara Nanami
多摩美術大学で日本画を専攻。東京を拠点に個展・グループ展を開き、主に絵画作品を発表。
圓通福祉会 幼保連携型認定こども園
「広瀬こども園」 新築工事
- 廊下が楽しい!触感が楽しい!
トイレも手洗いも楽しい!
日本の杉をふんだんに使った
木造の「認定こども園」 -
2020年竣工 静岡県磐田市
■施工/コスモ建設株式会社
■木造準耐火
■床面積/約1273m²
2018年6月、設計事務所4社によるプロポーザルコンペが行われ、設計担当に選ばれました。菅野企画設計だけが木造の提案だったそうです。
完成した園舎は「クジラのお腹」の遊戯室、遊び場にもなる廊下、洞窟や窪みもある絵本コーナー、開放すると168帖大の遊戯室としても使える4歳、5歳児室、園舎を囲む木のテラス、感触を刺激する枝つき丸太、自然素材の仕上げなどなど、楽しい仕掛けが満載です。
尚、新築に当たっては、以下の補助金を受けることができました。
〇幼稚園機能部:認定こども園施設整備交付金(文部科学省及び磐田市)
〇保育園機能部:保育所等整備交付金(厚生労働省及び磐田市)
〇磐田市の単独助成金