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母から娘へ、さらに孫へと受け継がれる家に。印象的な玄関でお客様をお迎え
■木造2階建て
■築年数/約83年
■延床面積/約250㎡(76坪)
「実家の菩提寺の耐震改修を設計されたと聞いて、お電話しました」
と、東京在住の女性から問合せの連絡が入りました。
ご実家の耐震改修を検討しはじめた矢先、耐震改修工事中の菩提寺より菅野企画設計の名前を聞いたとか。
なんともうれしいご縁をいただきました。
建物は、昭和12年築。
「町内で一番古かった建物はすでに解体されてしまって、本当に残念。二番目に古い我が家は何としても残したい」と、現在一人暮らしのお母様。
初めてお宅へ伺った際、建物の状態があまりに良いので、お母様が大事に住まわれている様子をうかがい知れました。
広い敷地の庭を持て余し、
「どこから手をつけてよいのかわからない」
とおっしゃるお客様に造園屋を紹介し、お庭も見事に生まれ変わりました。
外壁ジョリパットの色は、悩んだ末に奇をてらわず一番落ち着いた色味に。屋根瓦は土葺きから乾式に葺き替えました。 造園は、櫻井造園(愛知県稲沢市)。
玄関上の踏み天井を一部解体し、2階へ上がる階段を新設。「印象的な雰囲気でお客様をお迎えしたい」というお客様のご要望にお応えして、土壁漆喰屋おおた(愛知県一宮市)に依頼し「沖縄赤土」と「黒聚楽土」の土壁塗りを施しました。手摺はオーダーメイドのロートアイアン製。
仏間は壁を塗り替え、照明器具も新調しました。
河合銘木(岐阜県岐阜市)で選んだセンの一枚板は長さ2.7m。 どこで採用したかと言うと…。
ダイニングテーブルの向こうに設けた書斎コーナーに一枚板を採用。PC作業やお子さんの勉強机としても使えます。 また、お客様こだわりのオープンキッチンは、最新機器と古材が違和感なくマッチしています。
子ども部屋は、屋根形状のまま勾配天井に。妻壁の柱や束をインテリアに活かし、古民家ならではの風情を残しました。床フローリングはアカシア。
手洗いカウンターはトチの一枚板。杉の開き扉と相性抜群です。
屋根に厚さ80mmの断熱材を敷き込み小屋裏全体を包み込みました。さらに、小屋裏空間に熱気がこもらないよう、温度センサー付き換気扇を設置。快適性にもこだわった設計です。
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