癖のある梁を巧みに組んだ丸太組、黒光りする大黒柱、繊細な細工を施した建具、家主自慢の天井板、古民家には歴史を重ねた美しさや、良質な木材、丁寧な職人技、受け継がれてきた家主の想いが満ちています。
古民家のもつ魅力を最大限に活かし、愛着をもってこれからも受け継がれていく古民家再生を行っています。
「冬は、隙間風や床からの冷えでとにかく寒いんです」
古民家は開放的で風通しが良いので、夏は涼しく過ごせる反面、冬はとても寒いのが特徴。
現代の建材や設計技術を活用すれば、古民家ならではの魅力をそのままに、居住性能を向上することができます。
古民家は、新築住宅のように筋交いで建物を固めた「剛構造」ではなく、土壁や木組みの粘りを活かす「柔構造」です。
末永く安心して建物をお使いいただくには、古民家ならではの構造計算が必要です。建物の構造や敷地状況を考慮し、お客様の希望を叶える補強案をご提案いたします。