コラムColumn
2025.1.14
家づくりでよく聞く「この柱は抜けません」――でも本当に?(才ノ元)
設計を進める中で、「この柱は構造的に抜けません」
「ここは耐力壁なのでなくすことはできません」と言われたことはありませんか?
確かに、柱や耐力壁は家を支える大切な存在です。
でも、その柱や壁をなくすことが「絶対に無理」なのかというと、実はそうとも限らないのです。
先日、お客様からこんなご相談をいただきました。
「ダイニングと隣の部屋の間の柱を抜いて、開放的にできませんか?」
「対面カウンター収納付のシステムキッチンにしたいので、コンロ前の壁を無くせませんか?」
お客様のアイデアが実現すれば、空間を広く見せたり、使い勝手が良くなります。
しかし一方で、柱や耐力壁をなくすると、構造的な安全性が心配になります。
△この柱と壁をなくせませんか?
菅野企画設計では、最新の構造計算ソフトを使って丁寧に検討し・・・
構造、コスト、デザイン、お客様の理想の実現を総合的に考え、最適なご提案を目指します。
〇構造・コスト・デザイン、そして理想を叶える家づくり
柱や耐力壁をなくすために、次のような点を慎重に確認します。
安全性:家全体の構造バランスが崩れないか?
コスト:柱を抜くことで梁が大きくなる場合、コストアップが許容範囲内か?
デザイン:理想の空間が実現できているか?
今回のケースでは、構造計算の結果、柱を抜いても安全性やコスト面で大きな問題はありませんでした。
理想のリビングやキッチンを実現できる道が見えたのです。
〇お客様の「こんな家にしたい!」に寄り添う家づくり
私たちはただ「この柱は抜けません」とお伝えするのではなく、
「どうすれば抜けるのか」「本当にお客様のためになるのか」を一緒に考えます。
柔軟な発想と、しっかりと構造計算した安心感で、
お客様の理想を叶え、暮らしを豊かにするお手伝いをします。
「こんな家にしたい!」というご希望があれば、ぜひ私たちにご相談ください。
菅野企画設計と一緒に夢を形にしていきませんか?!
△素敵なLDKになりそうです!
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