コラムColumn
2023.5.2
神奈川県で和モダン住宅を設計中。“思っていた感じと違う!”を防ぐ工夫(植松)
神奈川県で2階建て和モダン住宅を設計中です。
(2年前に関東事務所のスタッフを増員し、首都圏でも住宅の設計をお受けできるようになりました!)
計画の初期段階は、平面図を使って打ち合わせを重ねていきますが、
お客様にとっては、平面図の見方がわからなかったり、イメージがつかみにくかったり…
そこで、ご要望を反映した平面図がおおよそできた段階で、イメージパースを描きます。
部屋の広さをイメージしたり、扉や窓の位置を確認したり…
木材やタイル等でコーディネートしたインテリアも一目でわかります。
事前に、ご夫婦の好みをお伺いしたところ、
ご主人は“木を使ったインテリア”、奥様は“モダンな雰囲気”がお好きだとか。
そこで、天井の一部に木の板を張った、和風モダンなインテリアをご提案しました。
「図面だけだとよくわからなくけど…イメージパースなら、すごくわかりやすいですね」と奥様。
提案のインテリアも気に入っていただけたようなので、ほっと一安心!
「仏壇はダイニングの一角に収納して、その扉は…襖じゃなくて、インテリアにマッチした木の扉がいい」
「畳コーナーは小上がりにしたい」
など、イメージパースを見ながらお話をすると、お客様の好みや要望も、より明確にわかります。
また、
「キッチンの天井をリビングより低くして、インテリアに変化をつけましたが…実は、レンジフードの排気ダクトを天井上に通すためでもあるんですよ」など、こちらのアイデアも伝えやすくなります。
全ての部屋のイメージパースを描くことまではしませんが、
LDKや和室、ファミリールームなど、主要な部屋のイメージパースをお見せすることで…
“え?こうだったの?” “思っていた感じと違う!”にならないようにしています。
「図面で説明を受けてもよくわらないから」と、
設計事務所をためらっていらっしゃる方も多いようですが、菅野企画設計では、お客様に家づくりを楽しんでいただけるよう、いろいろ工夫しております。
安心してお声かけください!
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