愛知県
■木造2階建て
■敷地面積/534.63㎡(約162坪)
■延床面積/277.74㎡(約84坪)
お客様は60歳代の親夫婦と30歳代の長男夫婦です。
南と北側のふたつの道路に面した160坪の敷地に、二世帯住宅を造りました。
つかず離れずの距離で暮らしたいというご希望だったので・・・
水回りは別々、玄関も親宅は南側道路に面して設け、長男宅は北側です。
二世帯の家は42帖大の中庭を挟んで建ち、壁一枚でつながっています。
お互いのライフスタイルを尊重しながら、行き来が容易な間取りです。
両親宅の玄関は廊下状の7帖の広さ。仏間を兼ねた8畳の和室が隣接しています。
玄関ホールの突き当りには飾り棚。天井は一部吹き抜けにして、日光を取り入れています。
床には桧の板を張りました。
仏間は南の障子から柔らかい光が入ります。障子の腰板は、旧宅の欄間を再利用しました。
両親宅のLDKは21帖の広さ。キッチン前のカウンターは、旧宅の構造材から加工しました。
長男宅の玄関。2帖大のシューズクロークが隣接しています。
長男は建築の専門家。地域の木材をふんだんに使った、地産地消の設計を望まれました。
長男宅のLDKは25帖の広さ。南側の天井は開放的な吹き抜け。床暖房を設置しました。
中庭に面してDKと客間を鍵の手に配置しました。
階段も開放的です。
2階の寝室と子供室へ至る廊下も、LDの吹き抜けに面して、開放的です。