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2019.4.16
名古屋市のこだわりが詰まった古民家!マスタープラン進行中(大江)
名古屋市で古民家再生のマスタープランの依頼を受け・・・前嶋、福田と現況調査を行いました。
この建物は築69年の木造2階建てで、床面積は約174㎡です。
良質な木材をふんだんに使い、大工の手が充分に入った見所の多い住宅です。
玄関土間から見上げると・・・太い梁と踏み天!
踏み天とは、一階の天井板を省略して、二階の床板をそのまま見せる天井です。
もともとは、天井板の節約から始まったと思われますが・・・古民家の見せ場でもあります。
太い梁は40cm×40cm、その梁を支える柱は30cm角のケヤキです。
桧やケヤキは高価な上に、当時は製材した角材が手に入りにくかったことを考えると・・
充分な建設資金と長い準備時間をかけて建てられた家だと思われます。
これからも、是非長く残していきたい建物です。
和室の天井は・・・竿縁天井です。
杉の竿縁の上に、杉板が羽重ねで張ってあります。
杉板は厚6mm程度で、笹杢と呼ばれる品のいい板目です。
少し汚れていますが、水洗いをすれば美しい杢目が蘇るはずです。
縁側の天井は・・・化粧垂木と化粧野地板天井です。
北山杉の丸太に小舞を渡し、その上に杉の柾目板を張っています。
化粧垂木を受けているのは丸桁で、約9mの一本物です。
ただ、こういう化粧天井には懐がないので、天井裏に断熱材を入れることができません。
また、地震で捻じれやすいので・・・耐震、断熱改修には工夫が必要です。
2階の中廊下の天井は・・・驚きの鏡板天井です。
壁側に竿を流して、幅75cm×長さ3.5mの杉板を張っています。
杉板はおとなしい中杢です。そして、壁側の細長い板は柾目と、隅々まで凝った造作です。
菅野企画設計では、マスタープランを依頼されると、耐震補強を兼ねたリフォーム案をご提案します。
このお宅は、天井を見るだけでも、家主のこだわりが随所に詰まっているので・・・その良さを活かしながら、より強く、快適なリフォーム案を現在検討中です。
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