コラムColumn
2019.2.5
名古屋市で和風住宅新築。ドアノブひとつにもこだわった家づくり(伊藤絵)
名古屋市で進めている和風住宅の新築工事が、いよいよ完成に近づいてきました。
工事も終盤になると、詳細な打ち合わせが増えてきます。
まずは建具。
今回はすべての建具を製作したため・・・
それぞれの建具に合わせて、ドアノブや引手のデザインや色を決めました。
既製品の建具は、メーカーのカタログの中から選ぶだけですが・・・
製作建具なら、ドアノブひとつでも、建具金物メーカーの商品から選ぶことができます。
打合せには、建具屋さんも参加し・・・
デザインや色、使い方など、お客様の意見をお聞きしながら、これ!というものを決めました。
↑実物のドアノブで、握り心地を確かめるお客様
次は、照明器具の取り付け位置の最終確認。
取付位置は電気設備図にも記載されていますが・・・やはり、現場での最終確認は欠かせません。
↑ダイニングのダウンライトの位置を検討中
部屋全体の明るさや見栄え、使い勝手をイメージしながら、照明器具の取り付け位置を決めました。
「ダイニングのダウンライトは、通路のダウンライトと一列に配置しますか?それとも、ペンダントライトの位置に合わせますか?」と電気工事屋さん。
「通路と一列に並べたほうがキレイですね」
「でも、通路とダイニングの回路が別々だから・・・一緒に点滅しないよ」
植松と相談していると
「一列に並べたほうがすっきりするから、そうしたいです」とお客様。
「じゃあ、配線を変更しましょう」
電気工事屋さん自ら、手間のかかる方法をさらりと提案してくれました。感謝!
こうして、ひとつひとつを丁寧に決めていくため、打合せが2時間、3時間に及ぶことも度々ですが・・・
お客様も、家づくりを楽しんでくださっているようです。
打合せは、残すところ数回。
いよいよ工事は、最終の内装に入ります。
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