コラムColumn
2018.7.11
名古屋市の和風平屋建て住宅。南側に広い屋根付きテラスを!(大江)
名古屋市内で木造平屋建て住宅を造ります。
「外観は周辺の環境にマッチする和風で、中は洋風がいいなあ」はご主人。
間取りがほぼ決まったところで・・・話題は外観デザインに。
「次の打ち合わせでは、菅野さんの意見も聞いてみたいんですけど」
「お客様は寄棟屋根か入母屋屋根がご希望なんですけど・・・
リビングの南側に広い屋根付きのテラスが欲しいと。
しかし、テラスの軒先が低くなってしまって・・・」悩む福田。
△入母屋屋根の平屋建て住宅(古民家再生)
「軒先の高さは?」
「リビングの床から1.9m程度です」
「それは、低すぎるし・・・室内が暗くなってしまうね」は菅野。
「こんな屋根はどう?」
菅野が寄棟屋根と入母屋屋根が合体したようなデザインを提案しました。
「なるほど、これなら、テラスの軒先も高くなりますね」
早速、寄棟案と寄棟+入母屋案の模型を作ってみました。
△寄棟+入母屋案
「寄棟屋根の方がすっきりしていて、お客様好みかしら?」
「いや、それじゃあつまらないよ」
「でも、お客様は和風の外観を望んでいらっしゃるんですよ。・・・和風に見えるかしら?」
「大丈夫!こちらの方が変化に富んでいて、きっと気に入ってくださるよ」
前嶋、福田、植松と意見を交わしたものの・・・もちろん、最終判断はご主人と奥様です。
結果は・・・寄棟+入母屋案が選ばれました!
「すごくいいですねえ。こんな外観は、思いもつきませんでしたよ」
お客様が大変喜ばれたと、福田から聞き・・・模型を製作した私も嬉しく思いました。
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