コラムColumn
2017.5.16
愛知県一宮市の古民家再生。鏝(こて)模様天井を残したい(植松)
愛知県一宮市で、床面積約85坪 木造2階建ての古民家再生の設計が進んでいます。
お客様は50歳代のご夫婦とお母様。
1階にLDKとお母様の寝室、2階にご夫婦の寝室を設ける計画です。
「2階に以前、応接間として使っていた部屋があるんです。凝ったつくりなので、残したいんですが・・・」はお母様。
その部屋を見せていただくと・・・
天井は漆喰の鏝模様仕上げ、中央にはアールデコ風のシャンデリアメダリオン、廻り縁はゴールデンモールと、
今では貴重な職人技が息づくインテリアです。
しかし・・・広さが6帖程度で、ご夫婦の寝室には手狭です。
そこで・・・
「この部屋を階段室にしてはいかがでしょうか?格好いい階段室になりますよ!」とご提案しました。
実は・・・
「応接間が玄関脇にあるのに、階段も玄関ホールにあるでしょ。だから、急な来客があった時に、もし、寝間着に着替えていたら、お客様が帰るまで2階に行けないのよ。それに、階段が急で危ないの。位置を変えて、緩い階段にしてほしいわ」が奥様のご希望。
このアイデアなら、お母様と奥様のご希望を同時に叶えることができます!
早速、イメージパースを作成し、お見せしました。
「なるほど。部屋として残す必要はないし、これはいいかも!」とご夫婦。
「個性」のある家にしたい!ご夫婦のご希望通りの改修プランになりそうです。
『家づくり相談会を実施中。』
愛知県一宮市の本社へ足をお運びいただければ、HPでは公開していない実例写真や間取りもご覧いただけます。
また、関西から関東まで広いエリアで、設計及び工事監理を進めておりますので、遠隔地でも日程が調整できれば、こちらからお伺いすることも可能です。お気軽にお電話ください。 0586-84-2003
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