コラムColumn
2016.11.15
岐阜県加茂郡の木造二世帯住宅は、工務店の見積金額がお客様の予算に収まり、工事契約も間近となりました。施工は、郡上市白鳥町の澤崎建設にお願いします。
…と、一安心していると、お客様より、
「敷地の地盤高さを今の設計より高く変更したいのですが…」
敷地は北から南に向かってなだらかに低くなっていて、設計では、その中間の高さでほぼ水平に均すことにしています。
お客様のご希望は、一番高いところで均したいとのこと。そのためには、最大で50cm程度の盛り土が必要です。事前の地盤調査で、敷地表土に十分な耐力があることが分かったので、地盤改良工事はしない予定でした。
しかし、盛り土が50cmになると、基礎の底がその上に載ってしまい、建物が沈下する恐れがあります。そのため、何らかの地盤改良が必要だと判断し、『表層改良』を採用することにしました。
『表層改良』とは、
改良が必要な土に、セメント系の固化材を混ぜて、
転圧して締固めます。
それだけ!?と心配されるかもしれませんが、ご安心ください。
サンプルを採取して、強度試験も行います。
地盤改良もいろいろ。
費用面も考慮して、最適な工法をご提案します。