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2019.1.15

名古屋市のお寺の庫裡を木造平屋建てで設計。いよいよ大詰めです!(植松)

2019.1.15

Category: 客殿・庫裡新築

名古屋市でお寺の書院・客殿・庫裡建て替えの設計を進めています。
庫裡とは、住職ご家族のお住いです。

お客様のご要望は、それぞれに玄関・水回り・LDKを持つ住職宅と副住職宅を扉ひとつでつなぐ二世帯住宅です。

また、災害時には、避難所として機能できるように、地震に強い構造も希望されています。

そこで
住職宅、副住職宅がプライベートな庭を持ち、客殿からも庭を楽しめる!ように・・・
耐震力の高い木造平屋建てで中庭を取り囲む!そんな間取りをご提案しました。


書院・客殿・庫裡の床面積は全部で500㎡を超えます。
一棟で構造計算することもできますが・・・形状が複雑過ぎます。
そこで
建物を3つの棟に分け、それぞれに高い耐震性を確保した上で・・・
エキスパンションジョイントで接続する方法で設計することにしました。

「LDKは、菅野さんのパンフレットで紹介されていた家のインテリアがいいなあ」



△ダイニングを勾配天井にして、桧板を貼ったLDK

「照明の光が直接目に入るのが苦手なので・・・
間接照明にして、スタンド照明やブラケット照明で要所要所に明るさを追加したい」と、奥様。

ご要望を元に、イメージパースを作成しました。



△イメージパース

反応は上々。
気に入っていただけたようです!
「寝室も間接照明がいいかな」は住職。

「私たちの家もそうしてください!」と副住職。

 

間取りの方向性が決まったので、次は住宅設備機器(キッチン、洗面、ユニットバス)の検討です。
ショールームに同行し、実際のサイズ感、お好み、ご希望を確認していきます。

洗面化粧台は、壁一面に収納を設けて・・・
車いすにも対応できるように、とのご希望なので、製作家具の洗面台を提案しました。

一般的には、メーカーの既製品をおすすめしますが、
「それじゃあ満足できない!」ということなら、オーダーメイドでの提案も可能です。

カウンターや扉の素材から、引き出し?開き戸?も自由自在。お好みのままです!



△製作家具で洗面化粧台を設計!

いよいよ、今月中旬の設計UP目指して、設計が大詰めです!

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