設計日和 菅野企画設計の住まいのコラム

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稲沢市の古民家再生。工務店の見積りと弊社概算がほぼ同額に(伊藤絵)

2018.04.17  Category: 古民家再生


稲沢市 築80年の古民家再生の設計が完了しました。



設計に先立ち、リーダーの伊藤知則、植松と3人で建物を詳細に調査しました。
しかし・・・
架構が複雑で、一部天井を除去するなど、より詳細な調査が必要になりました。

「今回は、工事をお願いする工務店を先に決めて、調査に加わってもらった方がよさそうだね。工務店側も、図面だけじゃあ、見積りできないよ」というわけで・・・



手刻みのできる大工を多く抱え、丁寧な仕事には定評のある、江南市の松井建築をお客様に推薦しました。

当初よりお客様は、伝統的な工事を望んでいらっしゃったので

「そんなにいい工務店があるのなら、是非お願いします」快く、弊社の提案を受け入れてくださいました。

松井建築の社長と現場を訪ね、もう一度、詳細な調査を行い・・・最終図面を完成させました。


3月初旬に見積りを依頼し、約1か月後に見積り書が提出されました。
結果は・・・弊社が設計を進めながら概算した工事金額とほぼ同じでした。

菅野企画設計では、最近ますます古民家再生の実績が増えています。

そして、工務店から提出された見積書を常に分析し、概算見積りに生かす作業を積み重ねています。




概算と工務店の見積りがほぼ同額だったとはいえ、見積書の詳細なチェックは怠りません。

手間、建材の拾い忘れや、重複などを細かくチェックし、お客様にはその検討結果も伝えます。

時には、見積りの不備を調整した結果、当初の見積り金額より工事契約金額が高くなる場合もありますが・・・

不正確な見積りのままで工事に着手することは、金銭トラブルや信頼関係を崩す原因になります。
見積書のチェックは地味な作業ですが、絶対に欠かすことはできません。


お客様に見積書を渡し、検討結果をお話したところ・・・笑顔で工事契約の締結に至りました。

現場の工事は、4月23日着工の予定です。